紺野社会保険労務士事務所

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12日

腰痛災害を防ぎましょう!

皆様こんばんは。
大分涼しく、過ごしやすい気温になってきましたね。
・・夏の最後は先週の土曜日だったかもしれません。札幌から高校時代の友人がやってきまして、こちらにいる友人と3人で、「いきものがかり」というグループのコンサートにはるばる厚木の山の方まで行ってきたのです。暑かったです!朝7時に家を出て、厚木観光&おしゃべり、コンサート&おしゃべり・・・。6000人を収容するコンサートということで移動に時間がかかり、帰宅が夜中の12時頃★・・それでも元気・・が自慢ですかねえ。まあ、楽しくてしかたなかったので逆に元気倍増!!
自慢と言えば、腰痛になったことがないのも自慢ですね(^^)若いころ会社の安全衛生教育で腰痛予防を教えてもらったのが、今まで効いているのかもしれません。

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さて、業務上災害(休業4日以上)で多いものの一つに「腰痛」があります。
平成27年都内で発生した業務上疾病に占める災害性腰痛で、仕事を4日以上休んだ人は472人だそうです。そのうち20%が、施設介護・訪問介護・通所介護等に従事している方ということです。やはり、無理な姿勢や腰にかかる負担が多いのでしょう。

介護従事者の腰痛予防対策として次のようなことを気をつけて下さい。
➀着衣時の移乗介護
・介護機器(リフト、スライディングシート等)を使用する。
・身体の近くで支え、腰の高さより上に持ち上げない、背筋を伸ばしたり、身体を後ろにそらさないようにする。
②移動介助、送迎業務
・通路及び各部屋に移動の障害になるような段差などをなくす。
・体重の重い要介護者は複数者で介護する。
③食事介助
・椅子に座って要介護者の正面を向いて介助する。同一姿勢を長く続けないようにする。
④体位変換、清拭介助、整容・更衣介助、おむつ交換、トイレ介助
・介護機器を使用する。
・体重の重い要介護者は複数者で介護する。
・中腰や腰をひねった姿勢の作業などでは、小休止・休息、他の作業等を組み合わせて行う。
・極力、要介護者を身体の近くで支える。
・動作に支障がないよう十分な広さの作業空間を確保する。
⑤非着衣時の移乗介助、入浴介助
・介護機器を使用する。
・滑りにくい踏板等を使用する。体重の重い要介護者は複数者で介護する。
⑥生活援助
・腰に負担のかかりにくいモップ等の生活用品を使用する。

如何でしょうか?
どんな仕事も、やはり身体に負担のかからない方法を身に着けることが大切ですね。

詳しい腰痛予防対策チェックリストが厚生労働省ホームページにありますので参考にして下さい。

では、明日もお元気で(^^)/****